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目次
第1章 ライディング概論―テクニックとは頭のチューニングである。
第2章 ライディングフォーム考―必然から生まれたフォームこそが美しい。
第3章 ブレーキング―ブレーキ性能を決めるのはライダーの性能である。
第4章 基本加速テクニック―馬力と根性だけでは正確な加速をしない。
第5章 基本倒し込みテクニック―バイクは足でハンドルを切る乗り物だ。
第6章 複合的倒し込みと切り返し―スロットル操作でもバイクの向きは変えられる。
第7章 旋回中の基本操作―コーナリングは度胸よりも技でこなす。
第8章 積極旋回テクニック―前後のタイヤをフルに活かしてバイクの向きを変える。
第9章 走行ライン―自分の思想と意志を路面に投影する。
著者等紹介
つじつかさ[ツジツカサ]
辻司。1952年、東京生まれ。78年からフリーのバイクジャーナリスト活動を開始。バイクの性能にとどまらず、乗り味の評価など多角的視点からの臨場感溢れる解説に定評がある。またライディングテクニックに限らず、メカニズム解説や人物インタビューも得意とする。専門誌や一般誌など各メディアにおける執筆のほか、著書も多数ある。執筆活動と並行し、84年からはインストラクション活動にも力を注いでいる。バイクの操り方に限らずバイクライフ全般を、一般ライダーに伝える独自のスタイルを開拓しつつ現在進行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ume-2
5
10年ぶりにリターンライダーとなったが、思っていた以上にオートバイの性能は進歩していた。勘は戻ってきても性能の半分も引き出せた感覚が無い。昔ながらの「寝かせりゃ曲がる」方式では簡単には車体の向きが変わってくれない。加えて昔と違いおいそれとコケル訳にもいかない。なにせオートバイの価格は輸送形態に対して最悪の設定であり、修理費も半端ではない。四輪に比較して快適さは望むべくも無く、万一の際の危険度も比較にならない。如何に安全に思うがままに操ることができるかは本書に記されるような科学的根拠から理解せねばなるまい。2014/10/02
ツカモトカネユキ
3
1989年初版発行。1997改訂版。2012年に最新版が出ているロングセラー本。街中オンロードに焦点を絞ったもので当たり前のことが書かれてますが、なかなかこれができていないことに気づかされます。一人で、本書内容を反芻するのは難しいと思います。理論を整理するためには、よいと思いました。本文にもありますが、初版より8年経た本書でもかなり単車の性能アップ等で内容が変更されています。初版より22年経た、最新版でどのように変化しているのかが気になります。2021/04/19
Ucchy
0
先日の四国ツーリングで時々凄く気持ちよくコーナーリングできる時があり、ライディングテクニックに興味を持った。求道的と言えるぐらいにストイックにライテクを突き詰めた本。座右に置いてツーリング前などに読み返したい。2016/05/30