内容説明
著者は1932年、つまり昭和7年の3月3日生まれですから、もうすぐ70歳になります。長くて、それでいてアッという間に過ぎてしまった自分の時間の1/3以上を車を塗ることを生業とし、バイクと車を片時も離さない日々を重ねてきましたが、さすがに最近は疲れを覚えるようになりました。寄る年波とはこういうものか、と思いながら今まで手で触れ、目で見て、耳で聞いた忘れられない車のことを書き残そうという気になりました。戦争に負けたあとの日本人はアメリカ人が持ち込んだ車を見ながら、自分たちが自分の車を持てる時代なんてくるわけがないと思っていましたから、そのあとで出てきた国産車は、それがタクシー用のとんでもない車でもまぶしく見えたものでした。それでもまだ自家用車を持てる時代などというものは未来永劫、来るわけがないと思っていましたから、そのあとからドンドンよくなっていく国産車は全部高性能車に見えてなりませんでした。ですから“懐かしの高性能車”というタイトルも、そういった時代の自動車大好き少年からみた高性能車と、その延長です。
目次
先進から保守へ―トヨタ自動車
大衆車ファミリアの誕生とヒット―マツダ(東洋工業)
本田宗一郎の足跡と四輪への進出―本田技研工業
三輪車のトップメーカーからの転身―ダイハツ工業
ルノー4CVからの出発―日野自動車
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