内容説明
本書は建設市場、公共投資、建設産業及び入札契約制度について、網羅的にまとめた書である。わが国のバブル経済崩壊後の90年代に始まった民間建設市場の縮小は、90年代後半特に2000年以降に顕著となった政府建設市場の縮小と相まって、建設産業・関連業界に過去の延長上の思考を超えた対応を迫っている。また、公共工事に対する社会の見る目が益々厳しくなってきた現在、発注者たる国、地方公共団体もあらたな対応に迫られている。今回の書はわが国だけではなく、わが国の問題を考えるにあたっての他山の石として海外の状況も取上げると共に、現在のわが国におけるホットなイシューもなるべく取上げそれについてどう考えていくべきかを述べている。
目次
第1章 変わる建設市場と公共投資について考える(建設市場について考える;公共投資について考える)
第2章 変わる建設産業について考える(わが国の建設産業について考える;欧米及びアジアの建設産業について考える)
第3章 変わる建設工事の調達(入札契約)制度について考える(公共工事の調達制度(入札契約制度)の現状
公共工事の調達(入札契約)制度を考える)
著者等紹介
鈴木一[スズキハジメ]
財団法人建設経済研究所常務理事
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- 新・地方分権の経済学