内容説明
「浄化の呼吸法」は、数ある呼吸法の“準備体操”にもなる。浅い呼吸に慣れてしまった私たちは、メソッドを習ったからといって即座に深い呼吸ができるほど柔軟ではない。けれど、そこであきらめてしまわずに、緊張を緩め、鼻腔を空気が通るようにするために、この呼吸法をしばらく試みてほしい。呼吸の思想は、人と自然、心と身体を結びなおす。本書は「自分」を見つめる新しい視点になるだろう。身体アプローチで読み解くあなた自身の物語。
目次
プロローグ―今ある私たちと呼吸
第１章 身体からアプローチする自分探し
第２章 浄化の呼吸法
第３章 呼吸とエネルギー
第４章 地・火・水・風・雷・光
第５章 活性化の呼吸法
第６章 情報としての生命
第７章 生き方のスタイル
第８章 シェアされる物語―ワークショップという場の力
エピローグ―限りなき物語の深みへ
著者等紹介
高橋実［タカハシミノル］
１９５３年、千葉県生まれ。舞踏家・セラピスト。国学院大学文学部卒。舞踏を笠井叡、大野一雄に師事。早稲田鍼灸専門学校にて東洋医学を学んだ後、トランスパーソナル心理学をベースにした呼吸法を習得。ワークショップなどを手がける。１９８４年、治療院“からだはうす”を開設。治療に励みつつ、舞踏、整体、呼吸法を総合する「トータルリコール」を構想（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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