内容説明
排泄ケアこそ尊厳を守るケアだ!「オムツ交換」という後始末から生理学に基づく「排泄ケア」へ。三大介護の決定版。
目次
1 排泄ケアとは何か(おむつが当たり前だった時代;二元論の崩壊 ほか)
2 排泄ケアのアセスメント―生理学からのアプローチ(尿意・便意と皮膚感覚のアセスメント;アセスメント1 老化 ほか)
3 排泄ケアのアセスメント―環境からのアプローチ(私たちの仕事の方向性;排泄におけるADLと環境因子 ほか)
4 排泄のトラブルと解決法(排泄のトラブル1 職員対利用者のトラブル;排泄のトラブル2 排泄誘導のトラブル ほか)
5 施設における排泄ケア(清水坂あじさい荘;開かれたデイサービス ほか)
著者等紹介
三好春樹[ミヨシハルキ]
1950年、広島県生まれ。1974年に特別養護老人ホームの生活指導員となる。その後、九州リハビリテーション大学校へ入学。資格取得後、再び元の特養で理学療法士として勤務。1985年に退職し「生活とリハビリ研究所」を主宰。月刊誌『ブリコラージュ』を発行。全国各地で講座を開催し、多数の講演活動を行っている
高口光子[タカグチミツコ]
神奈川県出身。1982年に高知医療学院理学療法学科を卒業。その後、老人病院に理学療法士として勤務。1995年に特別養護老人ホーム「シルバー日吉」へ。2002年に老人保健施設「ききょうの郷」へ。2007年より介護老人保健施設「鶴舞乃城」の看・介護部長。また、介護アドバイザーとしても全国で講演活動を行っている
福野初夫[フクノハツオ]
愛媛県出身。高校卒業後、寿司屋に就職。その後2回の転職を経て、1986年に排泄用具メーカーに就職。そこで在宅ケアに関わり、排泄の問題、福祉用具の選び方、住宅改造等の重要性を感じ、お年寄りがイキイキと生活できる道具の選び方、環境セッティングを提案するためフリーになって活動を始める。現在、生活介護研究所大阪事務所・排泄担当主任。また、介護アドバイザーとしても全国で講演活動を行っている
鳥海房枝[チョウカイフサエ]
千葉県出身。日本赤十字中央女子短期大学(現・日本赤十字看護大学)卒業。東京都豊島区・北区で保健師として38年間勤務。保健所、障害者センター、お年寄り相談係を経て、1998年に新設の特養ホーム北区立清水坂あじさい荘の創立に関わる。保健師としての原点「生活への関わり」を要に施設全体の介護を創造し、質を維持している。現在、清水坂あじさい荘総合ケアアドバイザー、保健師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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