読んで観て楽しい百人一首

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  • サイズ B5判/ページ数 111p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784839311636
  • NDC分類 728.216
  • Cコード C1071

内容説明

900年間よみ継がれ、愛されつづけた百人一首。そこには現代人が忘れかけている日本の心がある。赤人・貫之・清少納言…百人の言の葉が“魁心の書”から聞こえる。しばし耳を傾けてみませんか。

目次

秋の田のかりほの庵の苫を粗みわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山(持統天皇)
あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂)
田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ(山部赤人)
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき(猿丸太夫)
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける(大伴家持)
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(安倍仲麿)
わが庵は都のたつみしかぞ住む世を宇治山と人はいふなり(喜撰法師)
花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に(小野小町)
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕

著者等紹介

幕田慨[マクタカイシン]
1947(昭和22)年福岡県北九州市に生まれる。安藤搨石先生、豊島嘉穂先生に師事。大東文化大学卒業後、千葉県立高等学校に書道教諭として30年間勤務。現在、千葉大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

57
中学生の時全部完璧に覚えたのに、今見ると「あれ?こんなのがあったっけ?」という忘れやすい私😿有名な短歌は今でも忘れないけれど、やっぱり継続しないと忘れてしまう。坊主めくりのスター✨✨✨蝉丸「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」って韻を踏んでいてとても美しいのに、蝉丸が出て来るとやたら盛り上がるという不幸な役割(笑)またちょっとずつ覚えようかなぁ~😊2025/06/21

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