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内容説明
アメリカで注目を集める最新のトラウマ・セラピー“ソマティック・エクスペリエンス”。生理学、神経科学、動物行動学などを通じて、有機体としての身体にアプローチする、これまでになかったトラウマ理論。
目次
第1部 癒し手としての身体(忘れられた過去からの影;トラウマの謎;癒しうる傷;未知の新世界;癒しとコミュニティ;トラウマを映し出す;動物の体験;いかに生理が病理になるか―凍りつき;いかに病理が生理になるか―溶解)
第2部 トラウマの症状(トラウマ反応の中核;トラウマの症状;トラウマを受けた人の現実)
第3部 変容と再交渉(反復の青写真;変容;最後の瞬間―社会トラウマの変容)
第4部 トラウマの応急処置(事故後の(感情的な)応急処置
子どもへの応急処置)
著者等紹介
リヴァイン,ピーター[リヴァイン,ピーター][Levine,Peter A.]
医学生物物理学博士、心理学博士。身体をベースにしたトラウマ治療法であるソマティック・エクスペリエンス(SE)の創始者であり、「人間の豊かさのための財団(Foundation for Human Enrichment)」理事長として、世界各国で心理療法士、ソーシャルワーカー、看護師などを対象にSE療法家の養成にあたっている。35年にわたるトラウマとストレスの研究は、精神生理学ハンドブックのストレスに関する章を含む多くの科学、医学の出版物の刊行に貢献した。スペースシャトル開発時のNASAのストレス・コンサルタントを務め、アリゾナのホピ・ガイダンス・センターを含む世界中の病院、治療施設、ペインクリニックで教えている
藤原千枝子[フジワラチエコ]
カリフォルニア州公認サイコセラピスト。臨床心理士、ソマティック・エクスペリエンス認定プラクティショナー。大阪大学人間科学部卒。新聞記者を経て、サンフランシスコのカリフォルニア統合学研究所(California Institute of Integral Studies)にてカウンセリング心理学修士課程修了。現在は札幌市でプレマカウンセリングルームを主宰する傍ら、市内の中学高校でのスクールカウンセリング、トラウマに苦しむ女性のためのグループセラピーなどを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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