出版社内容情報
介護職の腰痛、肩こりはなぜ起こるのか? 本書では、介護職という仕事の特殊性に付いて哲学的に考察する。お年寄りも介護職自身も大切にされ、心身ともに元気でいるための方法として、毎朝の5分間体操とリラクセーションを具体的に紹介。自分をリラックスさせることの大切さがわかる一冊だ。
1 介護職の腰痛と肩こりの特殊性
・体操は効くか?
・介護職の腰痛の特殊性
・腰痛ゼロのための3つの提案
2 介護職のからだとこころの自己管理~いいケアをするために~
・介護職のからだとこころの管理
・介護者の自己管理の必要性
上手にストレスとつきあう
リラクセーションの意義・効果
・忙しいときのためのからだとこころの自己管理
「快眠法」心地よい眠りと目覚め
コラム●お年寄り向けの快眠法
コラム●眠れないときは足を温めてみよう
3 五感をつかってリラクセーション
・五感をつかってリラクセーション ・視覚からのリラクセーション 色を使って介護生活に変化と彩りを
体調にあわせた色の選び方
コラム●身近な「光」を工夫して、リラックス環境をつくる
・触覚からのリラクセーション お風呂タイムで心身を癒し、元気になる
入浴のしくみを活用してリラックス
天然の入浴剤でリラックス
他の感覚もプラスして、もっとリラックス
コラム●入浴するときの注意(セーション法をより効果的に行うための準備
4つのポイント
具体的な準備・環境づくり
・呼吸法とはこころとからだに働きかけるすべてのアプローチの基本
呼吸筋のストレッチ
腹式呼吸法
・ボディワーク1
からだのゆとりからこころのゆとりへ
全身の筋肉をリラックスさせる方法
足裏ほぐし体操
コラム●五本指の靴下の効用
5 2人で行うリラクセーション 実技編
・ボディワーク 2
人間温湿布
からだゆらし
足ゆらし
6 職場で行う5分間体操
・腰痛・肩こりゼロ作戦開始
・月曜日 朝の5分間体操1 前屈みテスト
・火曜日 朝の5分間体操2 首の疲れをとる体操
・水曜日 朝の5分間体操3 手のツボマッサージとブラブラ体操
・木曜日 朝の5分間体操4 腰痛予防体操
・金曜日 朝の5分間体操5 肩と背中の体操
大好きな介護を楽しく続けていくための
大きなヒントがつまった1冊!
目次
1 介護職の腰痛と肩こりの特殊性
2 介護職のからだとこころの自己管理―いいケアをするために
3 五感をつかってリラクセーション
4 1人で行うリラクセーション 実技編
5 2人で行うリラクセーション 実技編
6 職場で行う5分間体操
著者等紹介
三好春樹[ミヨシハルキ]
1950年、広島県生まれ。1974年から特別養護老人ホームの生活指導員となる。その後、九州リハビリテーション大学校に入学。資格取得後、再び元の特養にPTとして勤務。1985年に退職し、「生活とリハビリ研究所」を開設する。現在「老人の生活リハビリ講座」が全国各地で開催されており、1年に150本もの講演をこなしている。また、個人編集の生活リハビリの情報誌『Bricolage(ブリコラージュ)』を発行している
川崎美織[カワサキミオリ]
介護者の健康を考える会代表、保健師。フットセラピストインストラクター。1993年より、看護師として痴呆病棟に配属される。そこで、痴呆のお年寄りと家族の状況の悲惨さを目の当たりにし、早急に双方へのサポートが必要だと感じて保健師に。1998年より、都の健康増進施設に入職し、介護者の健康を視点とした「介護教室」を企画・実践し、リラクセーション法を中心に介護者の健康維持・増進のための啓蒙活動を行う。2003年よりフリーとなり、「介護者の健康を考える会」をつくり、介護職(者)のからだとこころの自己管理を提唱、各地で講演・実技指導を行う。フットセラピー(足操術)を加え、リラクセーション法を再構成し、介護家族の会や宅老所への出前講座も開始している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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