内容説明
尾張一宮出身の“知られざる奇人”伊藤万蔵は、全国の寺社に灯籠や線香立てなどの石造物を寄進し続けた奇特な人で、その寄進の石造物は四国八十八カ所霊場にも多いという。本書は、そんな万蔵の影も追いながら、1998年の8月5日から18日までの14日間、自転車で四国を走り回った体験記、風に吹かれて気の向くまま、行き当たりばったりのオンボロ自転車旅行である。
目次
夢の四国へ!いざ、出発
道草するのも旅の楽しみ
やってやれないことはない
四万十の風に吹かれて
四万十の流れのように
やっぱり一人旅はいいもんだ
坂の向こうに新しい世界
はるか、佐田岬への道
泣き笑いだよ、自転車の旅は
お城訪ねて「ごめんね旅行」〔ほか〕
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