内容説明
“いま”を生きる私たちにとっての重要なテーマ、出生前診断、遺伝子解析、高齢社会、安楽死etc.…。“いのち”について、多角的にアプローチする。
目次
科学技術・情報化時代における生と死の倫理
生まれようとする命を選別しないで―ダウン症の息子との生活から見えてきた大切なもの
死に行くものと現代医療
元気な車イス
からだの生と死
強いことによる死―「安楽死」について
デス・エデュケーション―死への準備教育
子どもと死
現代人にとっての生と死―現象学的臨床社会心理学の立場から
死をめぐって―作家たちの思いから
死を待つこころ―良寛の死生観
ターミナルケアと精神医学的援助
死別の哀しみ