内容説明
なにげなく交わされた書簡のなかに回想される歌人たちの肖像。著者と歌人たちが織りなす一期一会の生きる姿。
目次
初秋の春―林田茂雄
まぼろしの書簡―宮本百合子
慟哭の歌―窪田空穂
わだつみのこえ―五十嵐顕
無音の世界から―松山映子
剛毅と繊細―江口渙
地に爪あとを残したい―宮前初子
三二メートルの煙突上のたたかい―山岸一章
赤い手鏡―引野收
「伝導行商者」とその妹―寺西キク子〔ほか〕
著者等紹介
碓田のぼる[ウスダノボル]
1928年、長野県に生まれる。現在、新日本歌人協会全国幹事。民主主義文学会会員。日本文芸家協会会員。国際啄木学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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