内容説明
人間の尊厳と住民こそ主人公の社会めざす、被害者、医療従事者、市民活動家たちの共生と共同のネットワーク。彼らの苦難とロマン、変革のドラマに、２１世紀への展望が見える。好著「女たちのミナマタ」につづく感動のヒューマン・ドキュメント。
目次
第１部 明日を語って―ロマンとヒューマニズム、不屈と共同の軌跡（ミナマタの旅から；水俣病運動の前史；全国の公害反対運動と結んで―暴力路線を乗り越えて育つ水俣病運動の本流；すべてを水俣病運動の前進のために ほか）
第２部 資料編（「水俣病闘争の当面の問題点と今後の方向」（日本共産党熊本県委員会）
「見舞金契約書」
「水俣病をなくし県民のいのちと暮らしを守るために―当面の緊急対策」（日本共産党熊本県委員会）
「日本共産党の三つの提言（案）―公害をなくし、明るく豊かな郷土の復興再生のために」（日本共産党水俣市委員会） ほか）
