内容説明
本書でとりあげた五つの事件は、スパイを公然と摘発し、その責任を追及したわが国の代表的な事例である。菅生事件、直方事件、芦屋事件に弁護士として、盗聴事件、盗み撮り事件に日本共産党の参議院議員としてかかわってきた著者のスパイ追及体験が述べられている。
目次
1章 自作自演の駐在所爆破―菅生駐在所爆破事件
2章 摘発された警察のスパイ―直方スパイ調査事件
3章 スパイ工作の手口―芦屋スパイ強要事件
4章 知らぬ存ぜぬを決め込んだ盗聴―緒方共産党国際部長宅電話盗聴事件
5章 「隠し撮り」と強弁―日本共産党本部盗み撮り事件
6章 日本の警察は再生できるか―その問題点と再生の方向
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