内容説明
ユネスコ・アジア文化センターは、1978年より、基金の設立者の名を取った「野間国際絵本原画コンクール」を隔年に開催し、1995年には9回目を迎えました。このコンクールは、才能がありながらも、作品を発表する機会に恵まれない、アジア、アフリカ、ラテン・アメリカ地域などの国ぐにの画家たちに、発表の場を提供して創作活動を奨励し、児童書出版の振興に資することを目指しています。本書は1991年、1993年、1995年の応募作の中から15点の優秀作品を選択して、世に送り出したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
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野間国際絵本原画コンクールの優秀作品の1つ。才能がありながらも作品を発表する機会に恵まれない画家たちに発表の場を提供している。ステキな取り組み、発刊されているもの追いかけます。こちらはナイジェリアの絵本。子どものいない王さまとお妃さまは毎日嘆いているので、国民たちは自分たちの子供を養子にとさしだしますが、なぜか次々と死んでしまいます。呪いがかけられていたのです。その呪いを解くには…。2021/12/06
katariha
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ナイジェリアの話。リズミカルな文章。悪魔の呪いは人の悪意の象徴なのだろうか。2024/01/22