感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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手負猪荻に息つく野分かな 赤い椿白い椿と落ちにけり(子規高評価) 鞍とれば寒き姿や馬の尻 から松は淋しき木なり赤蜻蛉 罠なくて狐死にをる野分かな 大利根の水守る宮や花樗 馬独り忽と戻りぬ飛ぶ蛍 寺大破炭割る音も聞えけり 東風吹いて一夜に氷なかりけり 泳ぎ子の蛇の卵を呑みにけり 駅頭に藪を出づ長屋鶏頭燃ゆ 退学の夜の袂(そで)にしたる栗 父はわかつてゐた黙つてゐた庭芒 曳かれる牛が辻でずっと見廻した空だ○ 網から投げ出された太刀魚が躍つて砂を嚙んだ◎ 月見草の明るさの明け方は深し○ 2016/07/26
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サッと目を通した。形式より内容が自分好みの様に感じた。好悪分かれるらしい。要再読2016/07/02