- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
1930年、独身の職業婦人のために、日本で初めて建てられた「同潤会大塚女子アパートメントハウス」。ここは、元祖キャリアウーマンの城であり、「オールドミス」と揶揄されながら「個」の人生を生きた女性たちを守るシェルターでもあった。さまざまな女性がやってきて、さまざまな人生が交錯し、働く女性に新しいライフスタイルをもたらした大塚女子アパートメント、その73年の物語。
目次
プロローグ 落城
第1章 モダンガールのご出勤
第2章 同潤会を悩ませた“主張する女たち”
第3章 この人たちのシングル・ライフ
第4章 バイオリニストを育てた異国の住人
第5章 怪しい女やフェミニストが蠢く美しい廃墟
エピローグ セカンドステージへ
著者等紹介
川口明子[カワグチアキコ]
1950年、静岡県富士市生まれ。静岡県立富士高等学校、立教大学文学部卒業。出版社勤務を経て、フリーライターとして雑誌・新聞などで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。