内容説明
生徒たちと考え、学びあった日本前近代史・近現代史の授業実践と「日本史学習」再構築の視点。東アジア歴史教育国際交流の記録も収録。
目次
第1章 学び・行動する生徒たち(日本の若者は無気力か;高校生が取り組んだ陸軍軍医学校跡地人骨問題)
第2章 生徒と考える日本前近代史の授業(東アジアのなかの大化改新;鑑真渡米とその時代 ほか)
第3章 生徒と考える日本近現代史の授業(発表学習で考える日本の近代;女子高校生と学んだ「近代日本と朝鮮」 ほか)
第4章 「日本史学習」再構築の視点(沖縄からみた日本と世界;問い直される単一民族国家「日本史」―『歴史地理教育』にみる研究・実践の整理と展望 ほか)
第5章 歴史教育をめぐる国際交流事始め(歴史教育交流の成果と課題;歴史教育と民族―第二回東アジア歴史教育シンポジウムの報告から ほか)
著者等紹介
鬼頭明成[キトウアキナリ]
1940年東京都生まれ。早稲田大学教育学部地理歴史専修科卒業。東京都立高等学校教諭を歴任。立正大学心理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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