内容説明
「命の大切さ」を教えるとは?いま、「死」をリアルに見つめ、「死」からの隔離を解く実践を!関西学院中学部海洋冒険キャンプでの現地取材、鳥山敏子の先駆的な授業を受けた元生徒たちからの聞き取り調査、また大学での自らの実践を通して、生きものとしての人間と、「いのちの授業」のあり方を考える。
目次
序 子どもの生命観を揺さぶる「ニワトリを殺して食べる」授業
1 無人島で「ニワトリを殺して食べる」中学生たち―関西学院中学部 海洋冒険キャンプ同行記
2 「ニワトリを殺して食べる授業」の隠れたメッセージ―鳥山敏子『いのちに触れる』の元生徒の聞き取りから
3 大学で実践した「ニワトリを殺して食べる」授業
4 動物の死骸を描いた絵本―近藤薫美子『のにっき』をめぐって
著者等紹介
村井淳志[ムライアツシ]
1958年生まれ、名古屋市出身。東京都立大学人文学部卒業。都立大学助手などをへて、現在金沢大学教育学部助教授。歴史教育者協議会、教育科学研究会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- サンデー毎日2020年12/20号



