内容説明
炭鉱、金属鉱山、軍事工場、土木、建設、港湾荷役など、中国人が強制労働させられた北海道から九州まで135事業所の現場を訪ねる「慰霊と取材」の旅の記録。
目次
プロローグ・慰霊と取材の旅から
野村鉱業置戸鉱業所―北海道常呂郡置戸町
地崎組北海道第一華人収容所―北海道常呂郡留辺蕊町
北炭天塩炭鉱―北海道留萌郡小平町
土屋組天塩営業所―北海道中川郡美深町
三井鉱山美唄鉱業所―北海道美唄市
鉄道工業美唄出張所―北海道美唄市
三菱美唄鉱業所―北海道美唄市
三井鉱山砂川鉱業所―北海道空知郡上砂川町
瀬崎組・菅原組・東日本造船―北海道函館市〔ほか〕
著者等紹介
野添憲治[ノゾエケンジ]
1935年、秋田県藤琴村(現・藤里町)に生まれる。新制中学を卒業後、山林や土方の出稼ぎ、国有林の作業員を経て大館職業訓練所を修了。木材業界紙記者、秋田放送ラジオキャスター、秋田経済法科大学講師(非常勤)などを経て著述業。『塩っぱい河をわたる』(福音館書店)で第42回産経児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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