目次
1 江口さんという人
2 江口さんの求めた平和学習
3 長崎での被爆 江口さんの原点
4 ヒロシマへの怒りと失望
5 うしろ姿のしぐれてゆくか(山頭火)
6 旅立ちのあと
補遺 試論「原爆はなぜ広島に落とされたか」
江口さんが残した言葉
著者等紹介
小林文男[コバヤシフミオ]
1933年生。北海道大学大学院博士課程中退。アジア経済研究所主任調査研究員を経て、1995年まで広島大学総合科学部教授。学生時代より中国・アジア関係史、平和問題を研究。日中戦争下の日本軍の「重慶爆撃」の実態を現地調査により初めて明らかにした他、長く日本の戦争加害、外国人被爆者等の調査・研究に従事。1960年の初訪中以来、現在までに70回以上訪中、その間、広島市と重慶市、広島大学と復旦大学(上海)との友好提携の推進に尽力、中国各界枢要に多数の友人をもつ。広島大学名誉教授、同大平和科学研究センター研究員。一時期、愛媛大学教授、復旦大学(中国・上海)客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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