- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
目次
戦犯者・源太郎とその周辺
自由な大地タライカと「オタス」
ゲンダーヌから源太郎へ
模範少年・源太郎
「召集令状」をうけてスパイ活動に
シベリアのゲーニヤ
異邦人・源太郎
まぼろしの召集令状
源太郎からゲンダーヌへ
ポロナイスクの声
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
itokake
17
チェーホフがきっかけで北方少数民族に惹かれ始めた。以来、多くはない関連本を小出しに読んでいる。本書はあるウィルタの物語で、写真も多く読みやすい。ウィルタの男性ゲンダーヌの伝記が、そのまま先の戦争に翻弄された民族の歴史にもなる。彼には名前が3つ。ウィルタ名がダーヒンニェニ・ゲンダーヌ、日本名が北川源太郎、ロシア名がゲーニア。サハリンで日本軍に召集されスパイ活動。戦後は10年のシベリア抑留を経て、日本へ帰国。ところが日本政府は彼を切り捨て恩給も出さない。政府答弁は姑息なこじつけにしか聞こえず、恥ずかしくなる。2023/04/28
金平糖
3
B。2018/12/01
ななな☆
2
ウィルタの存在とその様子を大まかに知ることができた。興味深かったので、もっと調べたくなった。2010/10/19
ebi_m
1
日本の土地となっていた南樺太で生まれ、日本人に教育や仕事を与えられて育ったウイルタのゲンダーヌさんは、戦争中特務機関に召集され少数民族の移動力等を活かした国境付近でのスパイ活動に従事、戦後ソ連に戦犯としてシベリアのラーゲリ送りに。収容時まだ18歳でそこから10年近くとあり、改めて、そんなに若くして…と感じた。亡くなってしまった同年代の仲間もいる。/児童向けの資料として書かれているが、元資料等から抜粋しているのか説明が少ないところもありやや戸惑う。『ゲンダーヌ』読みたい/1994年刊2024/09/28
ShigeNaka
1
「サハリン? 関係ないでしょ?」とあまり意識せずにいた。 が、本書を読んで「関係がある」ことがわかった。さて、いろいろ読まねば。きっかけは『異貌の人びと』でした。 (^^)2012/07/11
-
- 電子書籍
- 冷血公爵の攻略方法【タテヨミ】第99話…