内容説明
音楽教育の会事務局長として、多年にわたって音楽教育に心血を注いできた著者のはじめての本。“音楽家になって、とはいわないけれど、音楽の好きな子に、なって欲しいと思う…”との願いを込めての子育て「病弱だった息子を支えた音楽」や、家庭での音楽の語らい「『魔笛』と私たち」「バッハと私たち」「ピアノと娘」。それに教育実践として「子どもの心にとどく音楽を」「ハンディキャップを持った子たちとともに音楽する喜び」「家庭が“小さな学校”になるな」「娘の現在の音楽生活」など、音楽を通した生活、教育の現実から、“人間讃歌”を高らかに謳いあげる。
目次
病弱だった息子を支えた音楽
『魔笛』と私たち
バッハと私たち
ピアノと娘
学校音楽コンクールと子どもたち
これでいいのか、NHK学校音楽コンクール
子どもの心にとどく音楽を
ハンディキャップを持った子たちとともに音楽する喜び
家庭が“小さな学校”になるな!
医学と人間
娘の現在の音楽生活