内容説明
現代の子どもたちが直面する6つの危機。そこからの脱出を教育目標にかかげ、学校と地域の父母が手をむすんで挑んだゆたかな教育実践と多彩なとりくみ。多難な時代を乗り越える新しい参加型の学校像を提起する。
目次
第1章 こんな公立小学校がほしい
第2章 子どもの現実を直視することから
第3章 明日をひらくとびらを―由木東小のとりくみ
第4章 手をむすぶ親と地域の力が
第5章 公立校の校長と教師は今…
第6章 学校の教育、家庭の子育て、地域の教育、これからの方向
特別寄稿 よみがえれ学校力
著者等紹介
相馬敬司[ソウマケイジ]
1943(昭和18)年、神奈川県横須賀市で生まれる栃木県黒磯市へ疎開し、そこで育つ。栃木県立黒磯高等学校卒業。東北大学卒業。東京で37年間、小学校に勤める。現在、八王子市立由木東小学校校長。由木東小学校では、2000(平成12)年より「由木の大地(自然と人々)から学ぶ学校」づくりをすすめる(2004年2月研究発表会開催)。また、29歳のときから地域教育の充実のため、自主子ども会「わかば子ども会」「わらべっこ子ども会」の活動を、子ども・青年・父母と協力してすすめている
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