内容説明
糖尿病患者の心がまえを知り、治療継続への意欲を高める必携のテキスト。生活習慣改善の必要性と治療中断のこわさを解説。
目次
第1章 糖尿病患者の心がまえ(糖尿病の治療は長生き法―気長にあせらず一生続けよう!;自覚症状にたよらず検査にたよれ―体重をはかり、食事をはかり、尿糖・血糖をはかり、心をはかる;合併症は自覚症状のないうちに対策を!―定期検査と合併症の早期治療;決して治療を中断しない;糖尿病の自己管理で、悔いのない人生を)
第2章 知っておきたい糖尿病の基礎知識(糖尿病とは;合併症とは)
第3章 糖尿病の治療(食事療法;運動療法;薬物療法;日常生活の心がけ)
著者等紹介
平尾紘一[ヒラオコウイチ]
1968年横浜市立大学医学部卒業。1969年衣笠診療所にて糖尿病外来開始。1973年弘前大学後藤内科にて糖尿病研修。1974年大師病院にて糖尿病教育病棟開始。1978年アメリカ、カナダ糖尿病研究診療調査団に参加、ジョスリンクリニックにて研修。1983年アジアオセアニア糖尿病学会にてゲーム療法を発表(オーストラリア)、ニュージーランドにて「日本の地域医療と糖尿病」(シンポジスト)。1988年葉山病院院長就任。糖尿病教育病棟(トレーニングルーム、バイキング食堂、教育ルーム、人工すいぞう等備えた)を開設。1989年神奈川県医師会学術功労賞受賞。1993年H.E.Cサイエンスクリニックを開業。1994年糖尿病肥満治療研究所所長就任。現在、日本糖尿病学会学術評議員、肥満学会・病態栄養学会・糖尿病妊娠学会評議員、日本糖尿病協会関東甲信越理事、糖尿病認定医研修指導医
平尾節子[ヒラオセツコ]
1967年横浜女子短期大学保育科卒業。1975年平尾紘一の医療秘書、糖尿病メディカルスタッフの自主学習サークル「すみれサークル」を設立運営。1976年衣笠診療所にて11年間糖尿病の教育、患者管理、患者会指導を担当、患者会「翠会」の指導に携わる。1978年アメリカ、カナダ、糖尿病研究診療調査団に参加、ジョスリンクリニックにて研修、以降毎年国際糖尿病学会総会等に参加。1987年日本プライマリケア学会学術論文奨励賞受賞。医療教育コーディネーターとして再出発。1988年ヘルスエディケーションセンターを設立(現在会員数150名)、教育ビデオ「糖尿病といわれたあなたへ」を編集。1993年H.E.Cサイエンスクリニックを開業、専務に就任、クリニック経営と糖尿病スタッフ教育や患者教育に携わっている。現在、ヘルスエディケーションセンター事務局長、医療教育コーディネーター
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