内容説明
村山槐多没後100年記念出版。夭折の天才洋画家、横浜生誕説をあらためて検証。出生をめぐる深淵に波紋を投じる問題作。
目次
森鴎外と村山槐多の“もや”(母には愛なし;帝国大学農科大学実科;山本鼎と北原白秋妹の“仲人”森鴎外;槐多は神奈川でうぶ声をあげ;嶺田家の“小さな平屋”とゆすら梅 ほか)
村山槐多“乞食と女”再考―いとかなしき答あり
伊豆大島の村山槐多―“大島の水汲み女”と“差木地村ポンプ庫”をめぐって
著者等紹介
佐々木央[ササキテル]
1949年11月生まれ。成蹊大学法学部卒、早稲田大学第二文学部卒。現在、明治美術学会、美学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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