伊勢神宮と式年遷宮

伊勢神宮と式年遷宮

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  • サイズ B6判/ページ数 116p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876440665

内容説明

伊勢神宮の第61回(昭和68年)御遷宮に向けて、古代・上代史の権威である著者が、とくに戦後教育をうけた若いひとびとに、日本国家の成立と神宮の創祀、さらに神宮の式年遷宮の由来等を判りやすく説いた必読の書。

目次

1 天下無双の祭儀―神宮第60回御遷宮に奉仕して(ボロブドールの遺跡を訪ねて;御遷宮の盛典を終えて;第60回遷宮ということ;輝かしい伝統の力;経承の火を絶やさぬ努力;神宮祭祀の根本を反省)
2 日本国家の成立と伊勢の神宮(古代史学界の現状;井上光貞博士説の動揺;稲荷山古墳出土の刀銘について;日本国家成立の概観;神宮の創祀について;古代の人々の考え方;皇室の神から地域の神へ;版図の拡大、皇威の宣布;出雲・伊勢地方の平定;外宮の奉遷について)
3 式年遷宮の起源(はじめに―“隠岡遺跡”出現の意義;8年がかりの御遷宮;式年遷宮の意義;式年遷宮の間隔について;『皇太神宮儀式帳』の記載;第1回式年遷宮を延暦4年とする説;住吉・香取・鹿嶋3神社の式年遷宮;奈良時代の式年遷宮;式年遷宮立制の時期;むすび―天武天皇の御宿願と持統天皇)

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