内容説明
必要以上の快適さや便利さを求めるかぎり第2のダイオキシン、トリハロメタン、フロンは続々登場する。その中心は、塩素を含む化学物質になるだろう。本書では、それぞれの分野で危険性が指摘された化合物に代わって新規に登場した化合物が新たな危険を生じた経緯を示し、現在も人類を含めた自然環境における試験が進行中である事実を明らかにする。
目次
1 汚染物質は次々登場する
2 汚染物質の濃度と生物作用
3 環境汚染と合成化合物
4 農薬から汚染物質へ
5 医薬品と環境汚染
6 食品添加物の汚染物質化
7 汚染物質予備軍とこれからの生活