関孝和―江戸の世界的数学者の足跡と偉業

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784876391424
  • NDC分類 419.1
  • Cコード C1041

内容説明

いまは誰でもが使っている筆算による計算の考案・実用、行列式の発見など、世界初となる業績を残した江戸の偉大な数学者、すなわち関孝和である。大数学者であるが生活史は不明な点が多い。その関孝和の家系や家族、弟子のことから、世界的な業績・著作物について渾身の調査・研究をもとに、時に数式もまじえて解説。

目次

第1章 関孝和の家系
第2章 関孝和の評伝
第3章 関孝和と建部賢弘
第4章 関孝和の処女出版『発微算法』
第5章 関孝和の数学
第6章 関孝和の墓碑と記念碑 付免許状

著者等紹介

下平和夫[シモダイラカズオ]
1928年1月生まれ。1957年3月東京教育大学理学部数学科卒業。1967年3月日本大学大学院理工学研究科修士課程卒業。1967年4月前橋市立工業短期大学助教授、その後、教授。その間、群馬大学、埼玉大学などの講師。1978年11月学術博士取得(学術博士第一号)。1983年4月国士舘大学教授。1991年4月国際日本文化研究センター共同研究員。1994年3月7日死去(享年66歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かどま・うみひさ

1
関孝和の生立ち、業績、発行書籍、弟子、墓などについて考察や論文が淡々と説明・考察されています。関孝和についての情報をある程度持っている方が補足説明やより詳しい資料文献を求める時に読む本だと思いました。数学の中身に重きを置く方にとっては物足りないかもしれませんが、関孝和についての周りの情報も含めて知りたい方にはお勧めです。卒論で関孝和について書く方にとっては資料集めがいっきにはかどるのではないでしょうか。ただし、この本にも明記されていますが「諸説有」「関孝和の物だと紹介されているが」というものもあります。2013/11/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/176376
  • ご注意事項

最近チェックした商品