内容説明
大正から昭和の時代に登場した糖尿病の研究に打ち込んだ坂口康蔵とその家族や友人たちの物語。現代人が忘れつつある師弟とは、友人とは、家族・兄弟とは何かを問いかける一助となる書。
目次
焼亡
宮比小学校
観成堂医院
良き友との出会い
兄昌洋の発病
一高から東大へ、そしてうたの死
医化学教室
青山内科
糖尿病研究、そして前(すすむ)倒れる
結婚
伝染病研究所
父、そして恩師の死
稲田内科
関東大震災
康蔵の洋行と改築
東京警察病院
坂口内科
開戦、そして空襲
暁の光の中で
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- 和書
- 絵図に見る伊勢参り