内容説明
江戸時代の伊勢参り、旅の風俗を名所図会から読み解く。
目次
江戸時代と伊勢参り
『伊勢参宮名所図会』の誕生
『伊勢参宮名所図会』を読む(三条橋;大津八丁札之辻;石場;夏見の里 ほか)
伊勢参りをめぐって(関西からの伊勢参り;関東からの伊勢参り;『名所図会』における斎宮の群行;日本の聖地化と『伊勢参詣曼荼羅』 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
7373
0
テレビもネットもない時代。人々はこういうふうに情報を得ていたんだなということが丁寧に説明されています。伊勢神宮の意義と観光を世に知らしめる創意工夫もなるほどねというものばかり。過去に作った物が今日も観光地として経済的資源になっていることを踏まえると、先人たちに感謝だよなぁ〜と思いましたわ。何百年も残るものなんて、今はそうそう作れないような気がしますし。2016/05/07
鴇田晴花
0
参考文献2013/01/23
ゆう
0
絵図がふんだんにあって面白い。昔の伊勢参りは今でいうと、ディズニーランドに行くようなものか……。最大の娯楽だった。江戸時代の人は旅を楽しみ観光を楽しんでいた。2009/01/19
-
- 和書
- 映画とキリスト