目次
１ 中江藤樹の心学（中江藤樹が生きた時代；中江藤樹が学んだ朱子学・陽明学；朱子学の特色；王陽明の心学；中江藤樹の心学の特色 ほか）
２ 中江藤樹の心学を学び伝え続けた会津の人々（藤樹心学の会津における学祖―大河原養伯と荒井真庵；大河原養伯と荒井真庵の帰国後の動き；藤樹心学御制禁；藤樹心学解禁後の会津；北方後三子と北川親懿 ほか）
著者等紹介
吉田公平［ヨシダコウヘイ］
１９４２年宮城県岩沼市生まれ。東北大学文学部卒業。東洋大学名誉教授。中国哲学・日本思想史専攻
小山國三［コヤマクニゾウ］
１９３５年福島県会津若松市生まれ。明治鉱業株式会社、鐘紡株式会社を経て、２００１年（６５歳）より二年間東洋大学文学部中国哲学文学科科目等履修生、十年間同大学大学院文学研究科中国哲学専攻博士前期課程科目等履修生（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ふみ乃や文屋
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心学。心学ってよく聞くけど何なんだ？ とずっと思っていた。ざっくり言えば「よい人生にするための心の持ちよう」とその研究をする学問、ということらしい。儒学の系統。それが会津地方・喜多方（北方）地方でどう需要あるいは反発され、そして発展していったか。中江藤樹とその学統とテーマに記述される。儒学は中途半端な知識だと複雑で快刀乱麻を断つ様には行かないのだが、この手の本を読んでいっても儒学を理解できるのは遠い気がする。2019/04/15
