目次
1 太平天国研究と現代中国
2 太平天国運動の母体―拝上帝会
3 拝上帝教、拝上帝会と客家人の関係―一つの試論
4 太平天国挙兵の経過とその年代
5 初期太平天国兵士十名の供述書
6 太平天国運動の特質―ドイツ農民戦争と比較して
7 十八世紀末~十九世紀中葉の民間宗教、民衆運動の思想―日本と中国
8 平均主義の歴史的性格とその社会的基盤
9 太平天国の対外観念の変化―変相の華夷思想から民族主義の萌芽へ
10 リンドレーの墓
11 魯迅「阿長と『山海経』」をめぐって―保姆から聞いた「長毛」(太平天国)の話
12 三たび太平天国討論会に参加して