内容説明
「愛すれば生き、争えば死す…」。民族統一への長い闘いの中から生まれた韓国永遠のベストセラー。日本語版で遂に登場。
目次
第1部 革新編―徳育・体育・知育と独立(至誠は人を動かす;小事に忠実でなければ大事は成らない;全ての現象は因果律の支配を受けている;愛すれば生き、争えば死す;徳なき者の智は悪となる;同志を信じて欺されよ)
第2部 至誠編―闘争の生涯(17歳の決意;大韓人国民会誕生;民族向上運動と青年学友会;国を去る歌;ドイツからアメリカへ;独立運動の第一歩;飯を食べるのも国のため)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
19
韓民族独立運動の父と呼ばれ、『韓国史のなかの100人』にも選ばれている島山安昌浩先生の思想と生涯を紹介した本。戦後最悪の日韓関係と言われる今だからこそ韓国を知ろうと思い、長年積読してあった本書を手に取った。島山先生は嘘を嫌い、慈愛深く、「誠実」で国を建てようとした偉大な教育者である。韓国併合時の言葉「隣人である大韓の国を蹂躙することは、決して日本の利益にならない。怨恨を抱いた二千万人を強引に国民の中に包含するより隣の国民にしておくことが日本の福となるはずである」は本当にその通りだと思う。お勧めの一冊。2019/08/30
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