出版社内容情報
難しい専門用語を避け、できるだけやさしくわかりやすい言葉で解説しています。
個々の音から、フランス語特有のリエゾン、アンシェヌマン、エリズィヨン、そして綴りと発音の関係まで、発音に関する基礎がよくわかります。
発音のコツがイメージできるイラストを満載。
《はじめに》
言葉を勉強するということは、その国の文化、歴史など、あるいは現在の社会に興味があるからで、何の目的も無いことはありません。言葉を介してのコミュニケーションは、程度の差こそあれその国を心で感じるための第一歩です。そしてそこに暮らす人々を好きになる第一歩でもあるのです。
フランス語は文化に裏打ちされた言語です。フランスについての情報はほとんどの場合、日本語の翻訳によるものです。誰でもフランス語ができたらどれだけフランスを楽しむことができるだろうかと、いつかは思ったに違いありません。フランス語はきれいだ、しかしフランス語に限らずすべてきれいです。日本語だって外国の人達から見れば難しいと言われます。でも私たちは不自由なく使っています。
どんな言葉でも心がゆがんでいれば、発せられる音声はきれいではありません。フランス語がきれいだと言われるのは、ひとりひとりが言葉を大事にしているからでしょう。同時に発音に関して注意しているからでしょう。日本人はやたらに外国語を取り入れて、カタカナにして平気で使おうとします。意味がはっきりしなくても、見た目のよさだけで使いたがります。言葉の大事さがわかっていないの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よく読む
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4:02 一周目読了。英語の発音を練習したことある人には、この本は知っている事が多く、フランス語独特の発音練習はこの本には少ないかもしれない。rの発音、破裂音p, bの注意、イントネーションだけ役立った。追記) 2015/08/03 この本でやった発音、全然フランス人に通用しないじゃないですかあ。2014/04/30
サアベドラ
1
個々の子音・母音の発音から、リエゾン、アンシェヌマン、エリズィオン、アクセント、イントネーション、リズムとフランス語の発音に関するあれこれを音声付きでひと通り学べる。この手の発音教本は他にもあるけど、語句のまとまりを意識して発音する練習が多めに入っている点が本書の特徴。ネイティブと会話する前の自習には丁度いいかな。2011/08/10
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