TOEFL TESTリスニング完全攻略 - Computer-based testing対応

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  • サイズ A5判/ページ数 445p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876150694
  • NDC分類 830.79
  • Cコード C0082

出版社内容情報

TOEFL CBTスコア230-250(PBTスコア570-600)を可能にする最強のリスニング・ストラテジー!
◆パート別の出題傾向を11の【頻出出題パターン】にわかりやすく分類し、それぞれに有効な対策を示してあります。
◆問題作成者の立場から、誤答を誘うためのトラップ(落とし穴)の作り方に着目し、「引っかけ」にまどわされずに正答率を高めるための効果的なストラテジーを展開してあります。
◆アメリカの大学生活に密着した話題、語彙を駆使して本試験をシミュレートした豊富な練習問題(290問)により、実戦そのままの受験練習が可能です。
◆付属音声CDを活用した繰り返し学習により、いつでも、どこにいても耳からのトレーニングを積むことができます。

I TOEFL CBT基本情報
  1. TOEFL CBTについて
  2. TOEFL CBTの構成
  3.「コンピュータ・アダプティブ方式」について
  4. TOEFL CBTのスコア評価
  5. CBTとPBTのスコア比較
  6. TOEFL CBT受験申し込み
  7. TOEFL CBTスコア・レポート
  8. リスニング・セクションの構成・出題形式
  9. リスニング・セクションの解答形式
 10. 一部復活するTOEFL PBT

II パート別出題傾向と対策
1. Part A 出題傾向と対策(練習問題40問)
  1.【イディオムの知識】を問う
  2.【話者の意図】を問う
  3.【話者の仮定・前提・思い込み】を問う
  4.【話者の行動】を予測する
  5.【話者の提案】を問う
  6.【話者の抱える問題】を問う
  7.【詳細情報】を問う
  8.【会話の話題】を問う
2. Part B 出題傾向と対策(練習問題25題85問)
  1. Long Conversations(練習問題15題45問)
    ◆1. Class
    ◆2. Assignments
    ◆3. Class Registration
    ◆4. Extracurricular Activities
    ◆5. Other Campus-Related Topics
  2. Discussions and Lectures(練習問  6.【特殊構文】に注意する
2. Part B 有効ストラテジー(練習問題15題55問)
  1. Long Conversations(練習問題5題15問)
  2. Discussions and Lectures(練習問題10題40問)

IV リスニング実戦模擬テスト
 リスニング実戦模擬テスト(26題50問)
 リスニング実戦模擬テスト 解答

 アメリカ、カナダの大学、大学院への留学を希望する英語を母国語としない人々に課せられる英語能力測定テストTOEFL(=Test of English as a Foreign Language)は、2000年10月から日本でもコンピュータ受験(TOEFL CBT)に切り替えられました。CBTはComputer-Based Testingの略で、問題冊子を読み、解答用紙に鉛筆で記入する従来のペーパーテスト型TOEFL(TOEFL PBT)とは大きく異なり、出題、解答はすべて受験者各人の前に置かれたコンピュータを通して行われます。CBTは日本に先駆けて、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アフリカ、またアジアの一部で1998年7月から実施されています。
 CBT導入の具体的なメリット、試験内容、構成、スコア評価方法などは、本書の冒頭で概略を説明していますので、すぐに全体像をつかんでいただけるものと思います。CBTの中でも特にListening Sectionは、PBTと比べてかなり内容・形式が変わりました。そのため、CBTを初めて受験する人々の多くはいまだに多少のとまどいを隠せない様子です。そこで、本書が誕生することに至ったと言っても過言ではありません。
 海外同様に、日本でもCBTの導入を機に、多くの出版社がCBT攻略本、対策書を次。本書はまさに、「本物」を目指して執筆に精を出した私たちが、CBT攻略に真剣に取り組みたい受験者の利益を最大限に考慮して作り上げた「真剣勝負のTOEFL CBT攻略本」です。
 本書がこれから海外留学を目指す人々の大きな助けとなることができれば、著者としてこれ以上の喜びはありません。
 なお、本書をひと通り仕上げたTOEFL CBT受験希望者には、NHK衛星放送で放送されている米国テレビ・ニュースを素材として、トップダウン式リスニングより長文リスニング力をさらに高いレベルへと向上させるための学習書『The NEWSHOURリスニング』『The NEWSHOURリスニング2』(語研刊)にもぜひチャレンジすることをお勧めします。
 末筆ながら、本書を上梓するにあたり、いろいろな方々にたいへんお世話になりました。国際教育交換協議会TOEFL事業部の方々にはTOEFL CBTに関する貴重な資料を提供していただきました。また、語研編集部の奥村民夫編集部長には、企画から校正まで一方ならぬご厚意とご援助を戴きました。この場を借りて、衷心より感謝の意を表したいと思います。
 2002年4月
 著者

関連教材:
『TOEFL TEST実戦問題集』
『TOEFL TEST完全攻略3000語』