出版社内容情報
「The NEWSHOUR リスニング」に続く第2集。全体から細部へと理解を深めていくトップダウン式リスニングで、現地直送の英語TVニュースを段階的に、確実に聞き取れるようになります。3分を超えるニュースなども理解できるだけの持久力と集中力もつき、TOEIC(R)・TOEFL(R)の長文リスニング対策にも最適です。
はじめに
本書は、昨年刊行して読者の方々からご好評をいただきました英語ニュース・リスニング教材『The NEWSHOURリスニング』の第2集です。前著にも書きましたが、The News Hour with Jim Lehrer(『ジム・レーラー・ニュース・アワー』)は、NHK衛星第1放送(BS-7ch)でも放送されている米国のテレビ・ニュース番組です。JimLehrerをメインキャスターとして、時代に鋭く切り込む事実報道と、各界の第一線で活躍する専門家、ジャーナリストらによる活発な議論は、商業主義と一線を画した良心的報道番組としてメディア、視聴者から高い評価を受けています。
この質、量とも最高レベルのテレビ英語ニュース番組を教材として、ニュース英語に対するリスニング能力を高め、一歩進んだ英語学習を可能にするのが本書『The NEWSHOURリスニング2』です。本書では、The News Hour with Jim Lehrerで昨年後半に放送されたニュースの中から、学習者にとって特に興味の持てそうな4トピック(司法、医療、経済、健康)を収録しました。1トピックは5日間の学習で段階的に無理なく学習できるよう工夫してあります。
本書の付属CDには、実際に放送された4トピックの音声を完全な形で収録してあります。1トピッ締役の森嶌正巳氏のお二方には、ご多忙中にもかかわらず、本書のために特別にコラムを執筆していただきました。関西外国語大学短期大学部のJoseph T. Ruelius講師には、入念に英文校閲の労を取っていただきました。The News Hour with Jim Lehrerを制作するMacNeil-Lehrer ProductionsのDavid C. Sit氏には前著同様の惜しみないご協力とご支援を、語研編集部の奥村民夫編集長には、企画から校正まで一方ならぬご厚意とご援助をいただきました。この場を借りて、これらの方々に衷心より感謝の意を表したいと思います。
2000年3月
著者