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出版社内容情報
NHK BSで好評放送中の米TVニュース番組「The NewsHour with Jim Lehrer」から4トピックを収録し、それぞれ5日間で段階的に無理なく学習できるよう工夫しました。生のままの素材を聞き取るための特別な学習プログラムは、上級レベルをめざす方に最適です。本書は各方面からリスニング教材として非常に高い評価を頂いております。
Unit1 Net Profits ネットワーク社会のオフィス革命
Unit2 Grading the Graders 教師能力試験で学校教育は改善されるか
Unit3 Swiss Accountability ホロコースト生存者への資産返還と戦争責任
Unit4 Innocence Lost 殺人を犯した子供をどう裁くべきか
皆さんはThe NewsHour with Jim Lehrer(「ジム・レーラー・ニュースアワー」)という番組をご覧になったことはありますか。NHK衛星第1放送(BS-7ch)で放送されているこの米国のテレビ・ニュース番組は、Jim Lehrerをメインキャスターに、取材レポート、専門家やジャーナリストによるディスカッションなどを通して、世界の諸問題を多角的に分析していくもので、速報性重視のCNNなどとひと味違った報道番組です。アメリカでは公共放送PBSにより平日の夜、毎日放送され、最も信頼性の高いニュース報道番組、時事問題討論番組として高い評価を得ています。Jim Lehrerは、大統領候補によるテレビ討論会(presidential TV debate)でも進行役を務める知名度の高いニュースキャスターですから、顔に見覚えがあるという方も多いことでしょう。
この質、量ともに最高レベルのテレビ英語ニュース番組を教材として、ニュース英語に対するリスニング能力を高め、一歩進んだ英語学習をしていただきたいという願いから本書は生まれました。本書には、The NewsHour with Jim Lehrerで昨年後半に放送されたニュースの中から、学習者にとって特に興味の持てそうな題材4トピックを収録しました。1トピックは5日躍しておられる篠田顕子、新崎隆子の両氏には、ご多忙中にもかかわらず、本書のために特別にコラムを執筆していただきました。関西外国語大学短期大学部のJoseph T.Ruelius講師には、入念に英文校閲の労を取っていただきました。The NewsHour with Jim Lehrerを製作するMacNeil/Lehrer ProductionsのDavid C.Sit氏には本書の実現に向けて惜しみないご協力とご支援を、語研編集部の奥村民夫編集長には、企画から校正まで一方ならぬご厚意とご援助をいただきました。この場を借りて、これらの方々に衷心より感謝の意を表したいと思います。
1999年4月
著者
リスニング力の強化を狙う方や、折角身につけた英語力をさびつかせないための教材をお探しの方に好評のリスニング教材です。笹野洋子先生の『「読んで身につけた」40歳からの英語独学法』(講談社)でも高い評価をいただいております。