散骨は、すべきでない―埋葬の歴史から

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784876019588
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0039

内容説明

考古学出身の著者が、旧石器時代以来の埋葬の歴史を記し、僧侶の立場から、今日、軽視され粗略になり始めた死や埋葬に警告を発する。

目次

第1章 遺跡調査から学ぶこと(人間らしさとは;遺跡調査の意義)
第2章 埋葬の歴史(旧石器時代の埋葬;縄文時代の埋葬 ほか)
第3章 現代と埋葬(現代の埋葬を取り巻く環境;家族とは ほか)
第4章 批判に対する答え(寺や僧侶に対する批判;仏教と葬儀・供養儀礼の関わり ほか)
第5章 直葬と散骨の危険性(自然葬に名を借りた始末;歴史的視点の欠如と現代の風潮)

著者等紹介

長澤宏昌[ナガサワコウショウ]
1955年11月山梨県石和町に生まれる。1978年3月広島大学文学部史学科考古学専攻卒業。1979年4月山梨県教育庁文化課文化財主事。1982年4月山梨県立考古博物館学芸員・山梨県埋蔵文化財センター文化財主事。1996年10月先代遷化に伴い鵜飼山遠妙寺法灯継承。2004年3月山梨県埋蔵文化財センター退職。現在、日蓮宗鵜飼山遠妙寺第54世、日本考古学協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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