人生の最後をどう終えるか

人生の最後をどう終えるか

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876018284
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

内容説明

自宅を終末の場にするための条件、近所の「かかりつけ医」の強制は間違い。療養型病床をなくすなら、施設が終末ケアを。自立のための住みやすいバリアフリー住宅。老人が必要とするモノを作って売れ。老人を家の中や地域から解放せよ。

目次

第1章 必要とされる医療、介護とは何か(寝たきりにして放り出す病院;入所者の選別をする老人施設;六十四歳以下の悲劇;認知症と精神病の混同;不公平を拡大させる介護保険制度;不適切な老人医療;在宅推進のためのアメはいらない;自宅を終末の場にするための条件;楽して儲けたい開業医、診療所;近所の「かかりつけ医」の強制は間違い;老人には複数の診療科の「かかりつけ医」が必要;療養型病床をなくすなら、施設で終末ケアを;認知症の扱い方がよくわかっていない医療、介護、福祉関係者;病気を治せず、治療費を取る矛盾;自立できるまでちゃんと治すこと;終末の場は自分で選べない)
第2章 自立のための住みやすいバリアフリー住宅とは(体に悪い住環境;バリアフリーのむずかしさ;バリアフリー住宅を造るときに重視したこと)
第3章 老人が自立した生活を送れる社会をめざせ(若者と老人との身体感覚の違い;老人が必要とするモノを作って売れ;生活習慣病予防と経済活動との矛盾;車は走る凶器;生体認証は危険だ;「くわしい情報はホームページで」は使えない;身辺整理を心がけておく;財産の処分;家の構造、生活環境と自立との関係;老人を家の中や地域から解放せよ;シルバーパスは健康の源;昼食会を交流の場に;家事は最高のリハビリ;仕事の適正な配分を;人生「有終の美」を飾る;やりがいのある目標を持てば、医療、介護費は減らせる)

著者等紹介

安田千惠子[ヤスダチエコ]
社会評論家。1934年東京に生まれる。青山学院大学文学部英米文学科卒業。運輸省通訳案内業(ガイド)免許を持つ国際派。旧安田財閥一族(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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小島輝彦

4
高齢期、本人も家族や周りも、幸せに迎えたい。そのためには、やはり家族の負担を減らすことも課題になるだろうし、色々と事前に整理することも必要。

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