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内容説明
―戦いは終わった。少年は休息を経たのち、命の恩人であるパリンクロンの協力によって、冒険者ギルド『エピックシーカー』のギルドマスターとなる。妹のマリア、竜人のスノウと共に平和な時間を過ごしていく、足りないものは何もない幸せな日々―。だがそんなある日、少年は仲間だと名乗る二人の少女、ラスティアラとディアに出会う。「初めまして、僕はアイカワ・カナミです」運命の新章を切り開く異世界迷宮ファンタジー、第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
47
パリンクロンに記憶を封じられたカナミが冒険者ギルド『エピックシーカー』のギルドマスターに据えられ、妹のマリア、竜人のスノウと共に過ごすことになる第四弾。習得には膨大な時間が必要なはずの剣術の極意を数時間で身につけてしまうカナミのチートな能力には苦笑いですが、足りないものがないように見える日々も、思い出そうとすると頭痛がしたり、自分の知らない過去を知るラスティアラらが訪問してきたら疑問を感じるのは必然。精神的に追い詰められていったスノウの豹変でさらに追い詰められた状況で迎える舞踏会がどうなるのか楽しみです。2015/07/24
まりも
45
web版既読。パリンクロンに記憶を改ざんされたカナミはギルド『エピックシーカー』のギルドマスターとしてスノウや妹となったマリアと共に日々を過ごす…な話。新章になっても不安を感じさせる感じは変わらず。平穏な暮らしと冒険の中でカナミのチート具合も加速した訳ですが、その裏で蠢く悪意の深さが凄まじいですね。パリンクロンの外道具合は今更ですが、レイルもカナミの事を考えた台詞に見せかけて相当あくどいから困る。スノウが壊れ始めた事で、再び追い込まれていくカナミは舞踏会をどう乗り越えるのか。次巻も楽しみです。2015/07/26
giant★killing
40
web版未読。内容はパリンクロンにより記憶を封じられたカナミはギルド『エピックシーカー』のギルドマスターになり竜人のスノウや”妹”のマリアと共に平穏な日々を送っていた。そんなある日、かつての仲間ディア、ラスティアラと再開したが、記憶を操作されているカナミは二人を思い出せず…。この作品、まともなヒロインいないのかよ…(褒め言葉)。ええ、スノウも例外なく病んでました^^;。既存キャラも…特にディアの豹変ぶりが深刻…まさかラスティアラがブレーキ役になるとは^^;。マリアちゃんは相変わらず怖可愛いなー^ ^。→2015/07/31
ナカショー
37
パリンクロンによって記憶を書き換えられてギルド『エピックシーカー』のギルドマスターとなったところから始まる新章。今回はやっと出番がきたスノウがヒロインの回。ギルドマスターになったカナミのサブマスターとしてカナミの補佐をするスノウ。無気力なだけかと思ったがやはりそんなことはない位には病んでたな。だだ、可愛い。そして、パリンクロンは何考えてるのか全然わからない。一体こいつ何がしたいのと言いたいくらいまわりをかき乱してどうなっていくのやら……。今回は次巻に向けての下準備みたいな感じだったので次巻も楽しみ。2015/11/19
わたー
33
★★★★★面白かった。前巻ラストでパリンクロンに施された精神操作。そんなバットエンドまっしぐらな展開からどうなるのかと思ったら、まさか王道なダンジョン探索モノになるなんて。なにか起こりそうで不気味すぎる。更に、幸せな環境でじわじわとカナミの外堀が埋まっていっており、いつ前巻のように爆発するのかゾクゾクした。結果的に今回は溜め回ではあったが、次巻以降、どうなるのかワクワクしている。また、新ヒロインのスノウもめんどくさそうなキャラでグッド。読了後、表紙の構図に納得した。カナミはどこまでも堕ちていくのだろうか。2015/08/14
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