内容説明
ゲーム界に君臨する二つの巨塔。その全貌を解き明かす本邦初の本格的ゲーム論。両者の発展の過程の中で開いてきた差異を明らかにし、そこからゲームの方法論の違いやゲーム業界の変動を導き出している。
目次
第1章 ワールドマップ(ワールドマップとRPGのシナリオ;ドラクエのワールドマップ ほか)
第2章 ストーリー(RPGのストーリー;討伐型ストーリーの後退―ドラクエの場合 ほか)
第3章 キャラクター(キャラクターの位置;並立する主人公 ほか)
第4章 バトル(メッセージ主体のバトル、グラフィック主体のバトル;画面デザイン ほか)
第5章 グラフィック(グラフィック;プレイステーション時代の到来 ほか)
著者等紹介
岡部麒仙[オカベキセン]
1980年、広島県生まれ。東京大学文学部美学芸術学専修課程卒業後、ライターとして活動を始める。『二大RPGの分岐点―ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーの軌跡』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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