内容説明
白秋童謡に影響をうけて詩を書きはじめた初期の作品から、現在国語教科書(光村図書)に収載されているバラード「おむすびころりん」まで。愛唱詩には故郷賛歌がもりだくさん。独特の羽曽部節が利いている詩と童謡詩が楽しめる34篇の自選詩集。
目次
おむすびころりん
ろばた
椿地蔵
ケヤキ若葉の
少年と少女・やがて(大雪の日に;白い膝小僧;インキ花;マンション「さくらが丘」のモンシロチョウ;雪はよこちょに;タンポポ;マンションが建つ ビルが建つ;青い空;残暑見舞い)
眠りたい(夕焼け色の;樹医コウスケおじ;同級生;眠りたい はしゃぎたい;山さ寝る)
著者等紹介
羽曽部忠[ハソベタダシ]
1924年福島県会津に生まれる。福島師範卒、「こどもと文学」「らてれ」「ぺんぎん」「ぎんやんま」「あんじゃり」等に詩や童謡を発表。福島県自由詩人賞、日教組文学賞を受賞している。1989年には新美南吉文学賞を『けやきの空』(かど創房)で受ける。子どもと詩文学会会員、日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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