出版社内容情報
初作品集「ゲーム旅」で注目を集めた写真家・toshiboによる、二度見必至の美しくも悪夢のような廃墟写真で綴るホラー作品集!
【目次】
内容説明
写真家・toshiboが記録した、得体の知れない光景。8月32日、33日、34日…終わらない夏休みのバグのように、あの日、世界は静かに崩れはじめた。
著者等紹介
toshibo[TOSHIBO] 
1988年埼玉生まれ。珍スポットや奇祭などを紹介するブログを運営する中で廃墟の撮影を始める。現在はカメラの他、ドローンで撮影した国内外の廃墟の写真や動画、既視感を感じるショートムービーなどをSNS中心に投稿しつつ、毎年展示も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
141
          
            toshibo 廃墟写真家、初読です。今流行りの廃墟写真集、自殺者が多い9月1日(8月32日)をタイトルにするあたりが、怪しげです。 https://www.gei-shin.co.jp/books/books-7894/2025/08/27
          
        高宮朱雀
14
          
            一作目のゲーム旅のようにストーリー性のある一冊。 8月末日で退社した“僕”を主人公に、本来なら9月1日に当たる日を8月32日とし、37日までの一週間の現実とも虚構とも呼べない時間と記憶を辿る旅、それによって新たに生じたその歪みのような現実逃避感を巧みなまでに不穏な文章と写真で構成している。いつまでも目の覚めない悪夢のようなと言った方が良いか? 誰もが否応無く病んでしまう昨今。自分で自分を守るしか術がないというのは世知辛い。しかし、自身の余裕の無さと他者への無関心や無寛容は別物だと私は考えている。2025/09/08
          
        奈良 楓
10
          
            【良かった】読友さんの履歴から読んだ本。表紙の不安感あふれる写真で読みました。2025/09/13
          
        よね
4
          
            Twitterで本書の告知を見て気になったので購入。廃虚の画像に物語をつけた写真集。かつては賑わっていたであろう場所が緑に飲み込まれていく様子は、寂しいような怖いようなそれでいてとても惹かれる。徐々に文字化けしていって不安を掻き立てる物語も良い。◆各ページの撮影場所が書かれているのが嬉しい。2025/09/30
          
        かずほ
4
          
            廃れた遊園地・誰も遊ばなくなったゲームセンター・戦時下の銅像などなど刺さる人には刺さりまくる写真集。「ついさっきまでここに誰かがいた」感がすごいです。この溢れ出るサイレントヒル感たまらないです。いつか現地に行ってみたいぜ…。2025/09/18
          
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