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出版社内容情報
?刀知子[クヌギトモコ]
著・文・その他
内容説明
第一線で活躍する美術家たちの知られざるバックボーンに迫る!
目次
舟越桂(彫刻家)
塩田千春(現代美術家)
千住博(日本画家)
永山裕子(水彩画家)
小谷元彦(美術家・彫刻家)
町田久美(画家)
堀江栞(画家)
諏訪敦(画家)
池永康晟(日本画家)
山口晃(画家)
著者等紹介
功刀知子[クヌギトモコ]
1969年、山梨県甲府市生まれ。92年慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史専攻を卒業。美術専門の出版社に25年間勤務し、美術雑誌の編集、営業に携わる。その間に多くの美術家達と出会いジャンルを問わず取材。インタビュー回数は延べ1000回を超える。2018年に独立、株式会社以心伝心を立ち上げる。美術書や画集の編集、原稿執筆、美術家達のプロモーション活動をする他、2021年より公募「絵と言葉のチカラ展」を運営する。現在、『芸術新潮』で「山下裕二の新・今月の隠し球」を担当、編集者タヌキとして登場する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つーちゃん
11
日本のスゴイ現代アーティストたちの学生時代を取材した本。舟越桂の凛として柔らかい聖母像を想像しながら読み進めたら次ページに《水に映る月蝕》でギョギョっとさせられるし、お茶目キャラな塩田千春の面白トークの次ページに荘厳な《掌の鍵》があったり、はたまた堀江栞という名前のすぐ次ページにハシビロコウがどーーんと来たり。作品を登場させるのうまいなぁ。池永康晟が、「美術は"上手対決"ではなく"愛され対決"」と言い、そのために「自分の執着に嘘をつかない」ってあたりサイコーだよね。2023/03/20
ganesha
5
長く美術雑誌に関わり、多くの美術家に取材を重ねている編集者による、10名の現代美術家へのインタビュー集。舟越桂のトラピスト修道院のエピソードと、山口晃の階段を一段登った瞬間とそれにすぐ気付いた先生が印象的だった。2024/08/22
kaz
2
一言で言えば、若いころはいろいろあったということなのだが、フォーカスを当てるのがそこで良いのかという気はする。図書館の内容紹介は『美術家たちはどのように唯一無二の「自分」を確立してきたのか。舟越桂、塩田千春、千住博、町田久美、山口晃など、第一線で活躍する美術家たちにインタビュー。学生時代の話を中心に、知られざるバックボーンに迫る』。 2023/07/16
takao
2
ふむ2023/01/12
のせち
1
芸術家たちの学生時代はもちろんのこと、作品を生み出す過程にもスポットが当てられている。近年AIによる画像生成が話題になっているが、作品の裏にある物語も重要だと感じる。2023/01/28