JAPAN―ロバート・ブルーム画集

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  • サイズ A4判/ページ数 119p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784875864547
  • NDC分類 723.53
  • Cコード C0071

内容説明

日本を愛した明治初期の画家ロバート・フレデリック・ブルーム、待望の初画集。“飴屋”“花売り”“絹物商”“歌舞伎役者”“芸者”や来日前の絵を含めた45点を収録。

目次

明治日本美の衝撃―ロバート・ブルームの映像的夢幻世界 岡部昌幸
第1部 来日期 1890‐1893
第2部 アメリカ帰国後 1893‐1903
第3部 来日以前 1857‐1889
“飴屋”の謎―ブルームとワーグマンの作品をめぐって 岡部昌幸
明治を描いたロバート・ブルーム 大野順子ロスウェル
一画家の見た日本 ロバート・ブルーム

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

19
明治期の日本に来日し、目にした風景や人々の姿を油彩画で残した画家の作品集。これが素晴らしい。描かれているのはたしかに日本の風俗なのに、西洋の表現技法を通したとたんに、どこか遠い異国のような幻想的なのに地のついた世界が現れる。解説も分かりやすく親切で、楽しめました。2017/07/13

シガー&シュガー

11
明治期に来日し、日本の風景を西洋画の技法で描きとったロバート・ブルーム。ペン、パステル、水彩、油彩、どれも見事です。表紙の花屋と飴屋が印象的でしたが、この画集を見て伊香保の町シリーズもとても気に入りました。来日前の作品も収録されており、アルマ・タデマかと思う題材と筆致で、これはこれで素敵。解説も読みごたえがあり、画集としては収録点数が多くはない点を補っています。いつか全作品を見てみたいものです。が、大きな不満がひとつ。すぐにノド割れしてしまう本の作りはどうにかならなかったのか。…ひょっとして不良本なの!?2017/07/11

J.T.

7
当たり前の話だけど、昔の日本にも色は溢れていたということに気づかせてくれた。写真のように細部が細かく再現されているから余計にカラー写真を見ているような感覚になる。煤けたような印象しか持てなかった100年くらい前の日本が、どこかのアジアの知らない国のようにみえてくるから不思議。伊香保はヒマラヤ付近の村のよう。2020/07/20

図書館小僧

6
明治期の日本に滞在したブルームの画集。当時のカラー写真ってないし、大河ドラマに映る町民の着物は大抵江戸時代の藍色や灰色の地味なものだから、自分の想像する昔の日本に色がついた感じがして新鮮だった。2025/05/17

こぺたろう

6
インターネットでたまたま、ロバートブルームさんの存在を知り、衝動買いしました。写実的でものすごく美しい画集です。100年ほど前の、私たちの知らない日常的な日本の暮らしを、絵画を通して見ることができます。思わず息を呑む美しい作品ばかり。「飴屋」「休息」が特に気に入ってます。どこかで展覧会やらないかな。2017/09/30

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