内容説明
いま変わらないで、いつ変わる?食から考える脱原発。台所の窓をあけて社会とつながることをめざした、3.11後のエッセイとツイッター上のつぶやき。
目次
3月
春
夏
秋
冬
「どうぞ食べてね」の炊き出しレシピ
春ふたたび
夏ふたたび
そして、その後―あとがきにかえて
著者等紹介
枝元なほみ[エダモトナホミ]
料理研究家。横浜生まれ。劇団転形劇場で役者をしながら無国籍レストランで8年働く。劇団解散後、料理研究家として仕事を始める。農業支援団体・社団法人チームむかご代表。2011年3月11日の東日本大震災後は「にこまるプロジェクト」も同法人で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
6
誰もが期待するのは、枝元さんの料理エッセイなんだろうけど、この本は。3.11以降のツイッターがメイン。さらにはボランティアで温かいものをと炊き出しに出る。素朴なおにぎりにみそ汁。その心のゆれなんかも率直にのべていて、そのホスピタリティにはなんだか驚かされてしまう。その活動は現在まで続いているようで、震災の風化は進んでいるけど、アノ時の心持ちを忘れてはいけないし、日々のごはんにも感謝せねばと思ったりした2014/06/25
あるぱか
4
普通に食べることの大切さを教えてくれる・・・みたいな話として紹介されていたのですが、それは少し違いました。意見はどうであれば、自分の考えを決めてそれを行動する力強さを感じられます。原発事故の影響の大きさを今一度感じました。2021/07/11
Charlie
2
枝元さんが一生懸命に頑張ってくれている。大いに賛同する。2013/12/12
ninoko
1
目を瞑っていても、なかったことにはならないんだよね。2013/04/14