内容説明
本書は単なる教則本、お手本集ではありません。著者の書に対する深い理解と長年にわたる指導経験を踏まえて生まれた、初心者が楽しみながら書を学ぶことのできるまったく新しいタイプの入門書です。さらに常用漢字全1945字に対応した画期的な学習システム「ブロック学習36」を併載、「石川メソッド」による学習法の集大成となっています。
目次
用具をそろえる
書くための準備
とにかく一度書いてみよう
楷書を書くために
筆の運び方を学ぶ「十」で、横画を学ぶ
筆の運び方を学ぶ「生」で、縦画を学ぶ
筆の運び方を学ぶ「三」で、横画の仰・平・覆を学ぶ
筆の運び方を学ぶ「川」で、縦画の向・直・背を学ぶ
筆の運び方を学ぶ「木」で、はねを学ぶ
筆の運び方を学ぶ「太」で、左はらいを学ぶ〔ほか〕
著者等紹介
石川九楊[イシカワキュウヨウ]
1945年、福井県に生まれる。京都大学法学部卒業。書家・京都精華大学教授。著書に『書の終焉』(同朋舎出版、サントリー学芸賞受賞)、『日本書史』(名古屋大学出版会、毎日出版文化賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。