内容説明
ノブ&シドニーのNYラブストーリー、ついに完結!! 2002年3月11日。半年前に崩壊した2本のタワーが漆黒の闇に甦った。「光の追悼」である。感無量の想いで眺めているノブに、東京にいる父・泰行から緊急の電話が入った。祖父が危篤だという。ノブはすぐに東京へと向かった。その夜、警察無線を使った若い女性のヘルプコールが入り、シドニーは現場へと急行する。「硝子の街にて」シリーズ、いよいよ感動の完結編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
10
祖父危篤の連絡を受けて、急ぎ日本へ戻る伸行。祖父亡きあと一人になる祖母を思い、これからのことを考える。…このシリーズはつまり、さまざまな死に出会いながら、生きることを考える作品だったのだなあ。アメリカと日本を軽やかに行き来する伸行と、彼を穏やかに待つシドニーの、関係が安定した感じがよかったです。2014/12/10
わっぱっぱ
8
シリーズ22作め、完結。 振り返ってみると、二人のラブストーリーは、単調といってもいいほどで波風もなく、事件も、緊迫感に欠けるというか、まあありがちだったりするのだけれど、その「やり過ぎない」普通さ加減こそが魅力なのだという気がする。リアルな街の表情、そこに暮らす人の息遣い、社会背景などが丁寧に描かれていて、長編でなければ味わうことの出来ない感慨に浸れる。2016/01/28
chisarunn
5
18~22巻、これで最終巻。9.11が背景なので辛い場面が目白押しなのだが読み切った。この話が始まったころはこういう流れになるなんて思ってもみなかった。(たぶん作者さんも)行ったこともないニューヨークだが、ラブ(ピュアな…うう、ハズい)と軽いミステリと仲間たちの熱い思いであふれている。好きな要素が詰まったシリーズだった。2023/10/17
ヒトコ
3
文庫発売当時読んでいた「硝子の街にて」シリーズ、この度電子書籍で全22巻再読しました。やっぱり好きだなこの二人。ラストのシドニーに宛てたノブの手紙に、二人の地に足の着いた前途を思い、祝福したい温かな気持ちになりました。2013/12/21
くろねこ
3
あとがきもとてもいいです。主人公たちの人生はこれからも続いていって、いろいろなことがあると思うけど、この人たちだったらきっと大丈夫。希望に満ちた終わり方でよかったです。2009/04/26
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- 和書
- こんがらがったい