目次
伊能忠敬―井上ひさし著『四千万歩の男』
福沢諭吉―福沢諭吉著『福翁自伝』
陸奥宗光―陸奥宗光著『蹇蹇録』・萩原延壽著『陸奥宗光』
高橋是清―上塚司編『高橋是清自伝』
原田甲斐―山本周五郎著『縦ノ木は残った』
ガンジー―ガンジー著『ガンジー自伝』
タゴール―クリシュナ・クリパラーニ著『タゴールの生涯』
カーネギー―アンドリュー・カーネギー著『カーネギー自伝』
クロポトキン―ピョートル・クロポトキン著『ある革命家の手記』
成吉思汗―井上靖著『蒼き狼』
マリー・アントワネット―シュテファン・ツワイク著『マリー・アントワネット』
ドストエフスキー―アンリ・トロワイヤ著『ドストエフスキー伝』
高群逸枝―高群逸枝著『火の国の女の日記』
中原中也―大岡昇平著『中原中也』
加藤文太郎―新田次郎著『孤高の人』
著者等紹介
高田宏[タカダヒロシ]
1932年、京都市生まれ、石川県育ち。京都大学文学部仏文科卒業。光文社、アジア経済研究所で雑誌編集に携わり、エッソ石油広報室編集長として「エナジー」「エナジー対話」を刊行、企業PR誌のイメージを一新する。1978年、国語学者で『言海』の著者・大槻文彦の生涯を描いた『言葉の海へ』(新潮社)で大佛次郎賞、亀井勝一郎賞を受賞。1984年より文筆専業になり、1990年に『木に会う』(同上)で読売文学賞「随筆・紀行賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうゆう
9
伊能忠敬、福沢諭吉、陸奥宗光、高橋是清、原田甲斐、ガンジー、タゴール、カーネギー、クロポトキン、成吉思汗、まりー・アントワネット、ドストエフスキー、高群逸枝、中原中也、加藤文太郎、知っているようで知らない有名な偉人の人生。読みたい本が増えた。2020/08/22
しまめじ
1
三浦しをんさんの「お友達からおねがいします」に掲載されていたので読んでみた本。これおもしろかった!伝記からその伝記に書かれた人をたどる本で、それがすごくスリリングで面白かった!そしてこの中の本が祖父の本棚にかなりたくさんあったことにも驚きました。祖父は作者と同世代ではありませんが、同じカルチャーを味わっていたのだな、ということはよくわかりました。なんだか書評というよりは祖父の思想をたどる本みたいで凄く面白かったです。2013/05/17