内容説明
企業環境が激しく変化し、事業も、仕事も、働く人も、ますます多様化してくる。しかも、多様化の幅は広がり、速度は早まる一方である。人事、組織管理も変化の即応して、多様化をはかり、自社独自の人事管理システムを確立しなければ、90年代を乗り切ることはできない。そのため、本書では、「変化に柔軟に適応する新しい人事管理をどう創造するか」「企業ニーズと個人ニーズを満足させる人事管理をどう確立するか」「中高年・女性をどう活性化し、パートタイマーをどう有効活用するか」など、人事管理の抜本的改革に焦点をあて、その考え方・改革のポイントを示した。
目次
1 日本的人事管理の変革と自社独自の人事管理の展開を
2 人材と機能と仕事を活性化させる組織づくりが先決
3 ユニット別人事管理と専門能力重視の人事管理のすすめ
4 能力重視の人事管理のベースとなる人事考課を実施する
5 賃金管理の改善と多様化で対応する
6 他社とは一味違う人事管理の具体策を展開する
7 「管理者」による個人重視の人事運用を